実店舗とECサイトを保有し、マルチチャネル戦略で商品やサービスを提供している企業も多いのではないでしょうか。 マルチチャネル戦略を成功させるには、在庫管理や顧客情報を連携し、常に最新情報を基に運営することが必要不可欠。さらに戦略を加速させるためには、獲得したユーザー情報を活用し、アプローチの機会を増やすことが重要です。
実は、データ連携が「LINEマーケティングツール」でできることを知っていましたか?
LINEマーケティングツールとは、公式LINEの友だち登録者に対し、より有効なアプローチができるよう支援するツールのこと。具体的には
これらのことができるようになります。
実店舗のレジ情報とも連携できるツールであれば、さらに在庫管理や顧客情報、予約管理を一つのツールで管理ができ、ECサイトと実店舗双方で獲得したLINE友だちに対し、同時にアプローチすることが可能です。
レジ情報とECサイト情報を連携できる機能であれば、常に在庫管理の統一が可能。特に、ネット予約や店舗受け取りなどを活用している企業であれば、LINEマーケティングツールの管理画面のみで最新の在庫情報を把握できます。
さらに、店舗受け取りのための予約管理・ユーザーへの予約確定通知・ECサイトに必要な発送通知など、すべてLINEで行うことができるため、ユーザービリティ向上にもつながります。
LINEは、月間ユーザー数9,400万人。うち85%は「1日1回以上利用する」と回答するほど、アクティブユーザーが多いアプリです。
そんなLINEを使って顧客アプローチを増やすことで、効率的なアプローチが可能。さまざまなチャネルで獲得したユーザーに向け、メッセージを送付することが可能です。
メッセージ配信は、顧客情報や購買行動に合わせてセグメントし、配信することが可能。開封率アップにも繋げられます。
参照元:(https://campus.line.biz/line-ads/courses/user/lessons/oada-1-2-2)
ここでは、LINEマーケティングツールを活用したマルチチャネル戦略事例を紹介します。
実は、レジ情報とECサイト連携ができるLINEマーケティングツールはごくわずか。その中でも、実際に売上アップの成果が公式HPで公開されていた「KAKERU」に着目し、運営会社である「株式会社ミライク」の担当者様にインタビューを実施しました。
ここでは、担当者様に伺った成功事例を紹介します。
自社課題に合わせて機能を
カスタマイズできる
KAKERUは、基本的な顧客管理・セグメント配信のほか、くじ引き機能や自動応答botなどの機能の中から、アプローチ方法に合わせて自由に組み合わせることができます。
また、レジ情報の連携やECサイトとの連携もカスタマイズ可能。自社の課題に合わせ、機能を取り入れることが可能です。
LINEマーケティングツールは、ECサイト・ショップ(実店舗)・サロンなど、業種によって必要な機能が異なります。業種による違いや事業展開に合わせて必要な機能を追加できるところがKAKERUの強みです。
これまで店舗とECサイトを連携できておらず、店舗での注文は店舗のみという形で運営。
しかし、イベント出店時などではオーダーや決済に時間がかかり、お客様への対応が十分にできていない状態でした。
「店舗とECサイトの在庫管理、イベント出店時の注文から決済までを効率化したい」という相談でした。
そのためECサイトとスマレジの連動を導入することで、リアルタイムで在庫管理ができる機能を提案。 さらに、予約機能や決済用QRコード発行まですべてLINEで完結できる体制をつくることで、システム上の不要な作業を削減できるようにしました。
オーダーや決済にかかる時間が減り、お客様の対応にかけられる時間が増えました。予約の手軽さ・スムーズな決済により、売上320%UPを実現しています。
欲しかった機能が「KAKERU」でひとつで完結するだけでなく、ツール管理も簡単にできるため、導入してよかったです!
ECの立ち上げと同時に、実店舗との連動を実現したいというご要望でした。
ECサイトを立ち上げるにあたり、実店舗の販売方法がグラム売りであることや焙煎方法も選べるため、仕様に対応できるプラットフォームがない状態でした。弊社はECサイト開発も行っているため、オリジナルECの立ち上げも希望されていました。
またこのECサイトを最大限活用するため、レジと連動することで、ポイントの連動や売上の連動を実現したいという問い合わせをいただきました。
オリジナルECサイトの開発とスマレジ連動を提案しました。
オリジナルの仕様に合わせたECを構築する事で、商品の自由度を損なうことなく、 EC上での販売を実現できるシステムのカスタマイズを実現。
合わせて実店舗でも活用出来るよう、「KAKERU」のレジ連動を導入することで、 売上データと顧客データ、在庫の連携管理を実現できるシステムを構築しています。
費用対効果について一部課題がありましたが、IT導入補助金を提案し、導入費用を1/3におさえることができました。
今までECとレジが個別で分かれてる集計データの統合作業がなくなり、 なおかつリアルタイムに売上を閲覧する事が出来るようになりました。
ECサイトの売上においても、購入に繋がる商品の魅力や選択肢の自由度を持たせることができたため、 50%工数削減と売上の30%増につながっています。
公式LINEを活用し、実店舗のECサイトのマルチチャネル戦略をサポートする「KAKERU」。
運営会社である「株式会社ミライク」は、LINEマーケティングツールのほかにもデジタル事業を展開しており、課題に合わせて適切なツール導入を提案することが可能です。
売上アップの施策に迷っている方は、ぜひミライクに相談してみてください。
ECサイトとの連携が可能なLINEマーケティングツールの中から、LINE活用の目的別に3つのツールをご紹介します。
集客に使うもよし、コスト削減に使うもよし、ブランディングに使うもよし。
自社に合ったツールを選んで、ビジネスをさらに加速していきましょう!
【選定基準】
2023年2月23日時点「LINEマーケティングツール」と検索して表示された44ツールのうち、ECサイトとの連動が可能な9社の中から3つをおすすめ。
・KAKERU・・・唯一機能のカスタマイズが可能であり、基幹システムとの連携開発にも対応するツール
・Poster・・・独自のカスタムプロフィールを登録させることができ、より細かいセグメントでの配信が可能なツール
・CS Cloud・・・唯一自動応答と有人対応を同時に使用した問い合わせ対応が可能なツール