公式LINEでは、各プランによってユーザーへ配信できるメッセージ数の上限が決められています。友だちの数が多い場合や、月に何度もメッセージを配信する場合には、あらかじめ定められた上限では足りないと感じる場合もあります。
その場合、送信できるメッセージ数を増やしたいと考える方も多いでしょう。そこで、公式LINEメッセージの数を増やす方法や、メッセージ数を増やす前にできることなどについて詳しくご紹介します。
公式LINEのメッセージは、プランによって毎月メッセージを配信できる数の上限が定められています。プランそれぞれのメッセージ数上限は以下の通りです。
このように、フリープランを利用中の場合は、月に配信できるメッセージは1,000通までなので、それ以上の数を配信したい場合には、プランの変更が必要となります。ライトプランやスタンダードプランを利用中の場合は、追加料金を支払うことでメッセージ数の追加自体は可能ですが、何通追加したいかによってはプランの変更をしたほうが安く済む場合があるので、事前に確認をしてから追加を検討したほうが良いでしょう。
なお、プランの変更をする場合には、どのタイミングで変更手続きをしたほうが良いかを事前にチェックしておきましょう。
LINE公式アカウントのプランは、月単位で変更することが可能。フリープランから、ライトプランやスタンダードプランへの変更など、1ヵ月だけ変更したいという場合にもおすすめです。
しかし、ライトプランからフリープラン、またはスタンダードプランへ切り替える場合や、スタンダードプランからフリープランまたはライトプランへ切り替えるなど、プランのランクを下げる場合は翌月適用となりますので注意が必要です。
LINE公式アカウントのメッセージは、セグメント配信を含む「メッセージの配信」やMessaging APIのPush API、Multicast API、Broadcast APIなどがカウントされる仕組みとなっています。
そのため、登録されている友だちすべてにやみくもに送付してしまうと、あっという間に月の送信可能上限に達してしまいます。
新商品の紹介やクーポンなどの施策で、集客や売上アップを狙いたい場合でも、上限に達してしまってはプランの変更または追加料金が必要となってしまいますので、メッセージ数を増やさなくてはならなくなります。
しかし、安易にメッセージ数を増やすのではなく、一度送付先をしっかりチェックしてみることが大切と言えるでしょう。
すでに企業やショップから送られてくる情報に興味がなくなっているユーザーや、CV率が低いユーザーにもメッセージを送付している可能性があるため、今一度顧客分析などをしっかり行い、よりCV率の高いユーザーへメッセージを送付する運用へ変更をすることで、プランの変更や余計なコストがかからなくなる可能性があります。
また、LINEマーケティングツールという「CRMツール」を導入することで、ユーザーの属性ごとにメッセージを送ることができ、より効果的なメッセージ配信ができるほか、メッセージ数の節約も可能となるのでおすすめです。
ECサイトの運営者がより効果的なマーケティングを行っていくためには、LINEマーケティングツールの利用がおすすめです。
LINE公式アカウントを使い、ユーザーへやみくもにメッセージを送るだけではなく、LINEマーケティングツールを利用し、友だち登録をしているユーザーの分析を行いながら、各ユーザーに合わせたメッセージを送信することで、よりCV率をアップさせることができます。
LINEマーケティングツールにはさまざまな種類がありますので、自身の運営する企業や店舗の業種に合わせたツールを選ぶことが大切なので、ECサイトを運営している企業であれば、ECサイトと連携ができるLINEマーケティングツールを使いましょう。
ECサイトと連携ができるLINEマーケティングツールは、CRMとしての機能も充実しているものもあるため、より的確に新規顧客の獲得やリピーターの獲得、売上アップなど目的に合わせた、効果的なマーケティングが可能となります。
これからLINE公式アカウントを活用してみたいと考えている方や、すでにLINE公式アカウントを活用しているものの、どのように運営していけばいいかわからない方、なんとなく運営していても効果が感じられない方などは、ぜひ以下のページもチェックしてみてください。
ECサイト担当者の課題を解決する
LINEマーケティングツール3選
ECサイトとの連携が可能なLINEマーケティングツールの中から、LINE活用の目的別に3つのツールをご紹介します。
集客に使うもよし、コスト削減に使うもよし、ブランディングに使うもよし。
自社に合ったツールを選んで、ビジネスをさらに加速していきましょう!
【選定基準】
2023年2月23日時点「LINEマーケティングツール」と検索して表示された44ツールのうち、ECサイトとの連動が可能な9社の中から3つをおすすめ。
・KAKERU・・・唯一機能のカスタマイズが可能であり、基幹システムとの連携開発にも対応するツール
・Poster・・・独自のカスタムプロフィールを登録させることができ、より細かいセグメントでの配信が可能なツール
・CS Cloud・・・唯一自動応答と有人対応を同時に使用した問い合わせ対応が可能なツール