ログインの手間からくる離脱率を減らしたい

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ECサイトの離脱率とは?

ECサイトにおける「離脱率」とは、ユーザーがサイト内に設置されたバナーなどのリンクから、次のページに遷移することなく、サイトから離脱してしまうことを言います。ユーザーが何らかの原因でサイトから離脱してしまうので、その後の購入までの導線が断ち切れ、売り上げに繋がらなくなってしまうことから、ECサイトの運営者にとって、離脱率は何としても下げていきたいところです。

離脱率の高さや、どのようなタイミングで離脱してしまうかなどを分析することで、コンテンツに問題があるのか、ページ遷移に問題があるのか、決済手続きがわかりにくいのかなどの原因を探ることができます。

離脱率の計算方法

離脱率を計算する方法は、「ECサイト全体の訪問者÷ECサイト全体のPV数」で算出する方法と、特定のページの離脱率を算出する場合には、「該当のページの離脱数÷該当のページのPV数」で求めることができます。

ECサイトを訪れた総数が120人だった場合で、次のページに遷移しなかった数が60人だった場合は、離脱率は50%と算出することができます。 この場合、50%の人が購入に至らなかったということなので、50%という数字をいかに下げるかが課題となってきます。

離脱率で注意するページとポイント

離脱率は低いほどよいですが、かといって0%に近づけることで売り上げが必ず上がるとは限りません。理由は、ユーザーがECサイトを訪れる理由がそれぞれ異なるからです。

購入する意思は無くても、ふらっとショップに入って商品を眺めるお客さんがいるように、ECサイトにも最初から購入を考えていないユーザーがいます。

そのため、一概に離脱率だけを意識するのではなく、「申込みページ」や「ショッピングカートページ」「トップページ」など重要なページの離脱率をチェックしていくと良いでしょう。

離脱率に問題がある場合の3つの原因と改善策

ECサイトの中でも特に重要な「申込みページ」や「ショッピングカートのページ」、「トップページ」などの離脱率が高いという場合は、早急に対策を練る必要があります。これらの重要なページで、離脱率に問題がある場合の原因と改善策を3つご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

ユーザーの求めていた情報がない

離脱率が高くなる場合でもっとも多い理由として「ユーザーの求めていた情報がない」というものがあります。

ECサイトを訪れるための導線によっても異なりますが、多くのユーザーは特定の情報を求めてサイトを訪れます。しかし、サイトの中に欲しい情報がなかった場合、興味がなくなり離脱に繋がってしまいます。

離脱率の高さの原因が「ページ」にある場合は、滞在時間をチェックすると良いでしょう。 他のページに比べて、滞在時間が短い場合には「ユーザーの求めていた情報が無かった」と推測できるでしょう。

離脱率が高いページがある場合は、コンテンツを充実させる以外にも、情報を見やすくするなど手を加えることで離脱率を下げることができるでしょう。

ページ構造がわかりづらい

ユーザーが求めている情報がページ内にあるにもかかわらず、離脱をしてしまうケースもあります。この場合は、ページの構造が「わかりづらい」「見にくい」などの理由で情報が見つけられなかった可能性もあります。

ECサイト側としてもコンテンツを充実させているにもかかわらず、「ユーザーが見つけられなかった場合」にも、離脱に繋がってしまうので注意が必要です。

この場合は、「ストレスなく閲覧できるページ構成」や「読みやすい文章構成」、「見やすいサイズ・色のボタン」などを意識し、ユーザーが素早く欲しい情報にたどり着けるようにすると良いでしょう。

また、ECサイトの中にはスマートフォンに対応していないサイトもあるため、スマートフォンでサイトを訪れた場合に、非常に見にくいと感じてしまい、離脱に繋がるケースもありますので、スマートフォンへの対応は必須と言えるでしょう。

ログインの手間がかかる

ユーザーが情報を求めてECサイトを訪れた際、必要な情報を得る前にログインを求められる場合にはログイン作業が手間となって離脱に繋がってしまう場合があります。

スムーズにログインが出来れば問題はないものの、「登録アドレスを忘れてしまった」、「パスワードを忘れてしまった」という場合には、パスワードの確認やリセット作業にかなりの手間がかかってしまうことから、離脱に繋がることが多いため、ログインの手間を減らすことも大切です。

ログインの手間はすぐに改善できる!LINEログインでスムーズな導線をつくるには

ユーザーが離脱してしまう原因の1つである「ログインの手間」は、「LINEログイン」を導入することで、ユーザーに手間をかけることなく、スムーズにログインをすることが可能となります。

時間に追われ、忙しい人が多い現代で、よりユーザーに満足の行くサービスを提供するためには、ECサイト側がスムーズな導線を作ってあげることが重要と言えます。

ECサイトを運営していく中で、離脱率の低減や売上アップを目指すためには、ユーザーがより使いやすく情報が探しやすいサイトづくりが大切であると言えるでしょう。

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